脳梗塞の定期検査。

母の直腸内視鏡細胞検査も異常なく終わり、次は脳梗塞MRI検査日。

 

当日は娘の用事で、母の付き添いが出来なかったので、父が付き添ってくれることになった。

 

母は昔からあまり睡眠時間が長くない。その代り、短時間でぐっすり眠れるらしい。

でも、やはり70歳を過ぎたころから、季節の変わり目などに不眠の影響なのか?うつの様な無気力で何をやるのも億劫に感じるという時がある。

 

8月の天候不良、日照時間の短さも影響しているのか?この頃も鬱っぽいと言っていたので、MRIの検査結果がやっぱり気になった。

 

夕方、母に電話をしてみた。

私「MRIどうだった?先生は何て言ってた?」

母「MRI異常なしって言ってたよ!」

私「それは良かった!先生に眠れない話はしたの?」

母「話さないよ。これ以上薬飲むのいやだもん。」

私「鬱っぽいのは治ってないんでしょ?」

母「朝の散歩も、外出もしてるから、その内治る。」

 

私にとっては、どこが治り時なのか不明だけど、電話で話した感じだと、そんなに深刻な状態じゃない様子だったので、今度またランチでもしよう!と約束をして電話を切った。

 

そして、何日か後。

 

母から電話がかかってきた。

電話の声でいつもの元気な母に戻ったのがわかった。

母は、電話に出るなり、私に頼んでもらいたいものがある。というのだ。

良く聞いてみると、お昼の番組で、熊本?の精肉店でだしている。ふりかけ?スパイス?

を注文してくれない??というのだ。

早速、ネットで調べてみたが.....母のようなテレビを見てほしくなった人が多かったのだろう、既に発送は1ヵ月待ちくらいになっていた。

 

母に伝えたらガッカリするかなぁ....?また鬱っぽいのに戻っちゃわないかなぁ...?

と思い電話する。

母「あった?買ってくれた??」

私「注文殺到してるみたいで、1ヵ月待ちくらいになってた!」

母「やっぱりね~、みんな欲しくなったのか~、そうだよね~。」

私「もう少し待ったら、また注文してあげるから待ってて!」

母「そうだね、私も忘れないようにしなくちゃ!!」

と、テンション高!!

でも、ちょっとのワクワクって大事だね~!!

 

私も忘れないようにしなくったゃ!!

買って届いたら、写真でもアップしようかな~??

今は、秘密にさせてもらっとこう!☺

ビックビクの~、検査結果発表...❤♥💕

とうとうその日が来ました!

 

私は、3つもポリープが出来ていた!と聞いた時点で、直腸がんかもな~!?

と思っていたので、母とも結果を聞きに行く前に、もしも癌ならどうする?と聞いてみました。

私「もしも癌だったらどうする?」

母「また入院、やだなぁ~...」

私「そうだよね~....」

母「そうなったら、抗がん剤とかはしないで、手術で取ってもらって終わりにする。」

 

実は、私の友人の父も大腸がんになり、手術後、抗がん剤をした結果、あまりの辛さに、ご飯は全然食べれなくなり、気力も萎えてしまい、結局2度しただけで、抗がん剤は止めにした!と聞いたばかりだった。

2年前に舅をすい臓がんで亡くした時も、義父の強い希望で抗がん剤をやってみたが、みるみる体力、気力が衰えてしまい痩せていってしまった。

主人も私も、その件は少し心残りで、もう少し反対すればよかったなぁ....、そしたら、もう少し長く生きられたのでは??と話したことがある。

だから私も抗がん剤に対しては、自分から進めようと思っていなかった。その話を母ともして、もしもの時は手術だけにしてもらうことにした。

 

それにしても、やっぱりドキドキする。娘は私に、何度も何度も心配、心配と言っていた。それはみんな同じこと!そして娘のこの頃のお気に入りセリフ!

娘「でも大丈夫だった!ババじいじに頼めば元気にしてくれるよ!」

そして、パパじいじにお願いしていた。

 

診察は予約制だったので、それでも少しは待ったが、ほぼ予約時間で診察していただいた。

先生は、お疲れさまでしたね!と母をねぎらってくれ、そして、検査データを見てから癌ではありませんでした!!!とお話していただけました。

そして、1年後にもう一度検査しましょう!!ということで、診察終わり!!

 

一番最初に喜んだのは、私の娘でした。

私も母も本当にホッとして診察室を後にした。

会計の時間に、あまりに早く終わってしまったので、百貨店でお昼でもゆっくり食べよう!ということになった。

病院を出るときの足取りの軽さ!

本当に良かった良かったとみんなでお祝い食事会にすることにした。

 

お寿司をいっぱい食べた後に、カフェに入り、もちろん別腹のケーキと珈琲を頼んだ!

娘も私も、母の大きなお口を開けて、生クリームをパクパク食べる姿に、大笑いした!!

 

とりあえず、母がなんでもなくぱぱじいじに感謝です。

 

 

 

 

今度こそ!検査当日。

いよいよ、直腸内視鏡検査当日。

 

前回、検査当日に飲む2リットルの下剤を前日に飲んでしまい、再予約をし仕切り直しました。

 

そして、前日の食事制限の時から母に何度か電話をし、二人で確認をしながらの検査当日。

きっちり、病院の指示通りの便になり、無事病院へ!

 

少し早くついてしまったが、今日は娘も一緒に付き添いなので、色々と娘にも確認されていた。

娘「ばぁば、う〇ちは、透明のになってるんだよね?今日は大丈夫だよね?」

母「大丈夫、ばばのはサラサラで、何もでないくらいになったよ!」

娘「ドキドキする? 廊下で待っていてあげるからね!」

母「ありがとね!ばばがんばってくるからね!」

と話していると、看護婦さんに呼ばれ、診察室に入って行った!

 

緊張をほぐす注射等、前準備の段階で母は処置室に入り私たちは廊下で待った。

時間がかかりそうだったので、娘と売店で本を見たりして時間を潰し、処置室の前で母を待った....!

 

かなり長く感じたが、30~40分くらいで母が出て来た。

私も娘もすぐに、無事に終わったかを尋ね、母から3つのポリープがあり、全部取った!そして、がんではないか?の細胞検査結果を一週間後に聞きに来る。と聞き、2年前に主人の父、娘にとってのパパじぃじをすい臓がんで亡くしている娘にとっては、もしかしたら、ばぁばも癌かも...?という不安がかなり強く、おできを取ったから、もう大丈夫何でよね!?と真剣に母と話していた。

 

その後、検査も終わり、緊張感から解き放たれた母を家まで送り、娘と二人で帰った!

 

途中、娘の大好きな、仮面ライダーエグゼイドの映画を見て、私達も帰宅。

帰宅後、母に電話をし様子を伺う。

母は、おかゆを2杯食べ、デザートにとってもバナナを食べたというので、今日はさすがに生クリームはダメでしょ~!?と母に言ったものの、おいしかった、おいしかったといわれると、母の大好きなトップスのチーズケーキでも持って行ってあげればよかったなぁ....!と思った。

 

1週間後!

検査結果の日。

 

はまた明日!

 

 

 

 

 

 

そして、再予約。

前回、検査当日飲むべき下剤2リットルを、前日に飲み終わってしまった母。

 

今回はその再予約の日。

母とは病院で待ち合わせた。

少し遅れて来た母は、私に何度も悪いねぇ~。と言った。

この3日間、母はやっぱり気にしていたんだなぁ...と少し切なくなった。

 

診察も母の番になり、先生に事情を話した。

先生は、少し笑って、慣れた様子で次の予約をいれましょうか?と言ってくださった。

結果、最短で10日後ということで予約をいれてもらった。

 

予約の後に、検査の説明をもう一度聞いた。

母も私も今度は真剣。(前回も真剣だったけどね!)

一通り二度目の説明を受け、清算を済ませ、売店でまた同じ前日に食べる2食分のレトルト食品を買って、病院の食堂で昼食をとることにした。

私は、その後用事があるので、母と病院で別れなくてはならず、注文したものが来る間に、さっき説明を受けた書類に具体的な日にちやアンダーラインを引いて、大事なところを二人でもう一度確認した。

 

母は、味噌ラーメン、私はカツカレーを頼んだ。

母と今度は間違えないか、二人で確認しょうねと話していると、食堂の外を手錠を上着で隠され、3人くらいの私服警官らしき人と一緒に、何かをやらかして?しまった人が通って行った。

 

母は、そのつかまっている人を見て、

母「あの人、熱があるんじゃない?顔が赤いもの。風邪でもひいちゃったのかしらね、

  かわいそうに。」と言うので、

私「人の事、心配してる場合なの~?*1

母「それもそうだね。私の方が癌かもしれないのにね~*2

と2人で笑った。

 

このごろ、自分の周りにいる人がいい人だと、すっごくうれしく思う。

大袈裟に言うと、1人の女として、私は母が好きだなぁ、素敵だなぁ..!

とよく思う。

少し恥ずかしいから、母には言えないけど、私ももう少し頑張ろう!と何だか励まされる。

 

今度こそ、間違わずにできるかなぁ.....

 

その後報告は、また次回。

 

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*1:

*2:

検査当日.....のはずが!

 

 

母の直腸内視鏡検査当日!

 

朝の9時から下剤を2リットルの水に溶かして飲み始めなければならず、このリットルがかなりつらいらしいが、大丈夫なのだろうか?と思いつつ11時過ぎに実家に行った!

 

かなりやせ細ってしまっているのではないか?と少し心配していたが、当の本人は、横たわり、リラックスムード!

私「何、どうしたもう終わったの?水みたいな便になった?」

母「もうとっくだよ、さっき最後のでたよ!」

と普通に話をしていくと...何だか、だんだん話がおかしくなっていく!

私「2リットル飲むのつらかったんじゃない?全部飲めたの?」

母「とっくだよ!でも辛かったよ~2リットル」

私「そうだよね~、で今は水みたいなのになったの?」

母「なったよ!最後のは茶色のがでて終わり!」

私「茶色の.....?水みたいなのじゃないとダメなんだよ!」

母「だから、水みたいなのでたって!」

私「なら良いね!で病何時にでる?」

母「13:30から検査だから、早めに行こう!」

と時間を決めて、世間話をし始めた。でも、前の日の食事の事、朝の様子の事、聞き出すとだんだん話にずれが生じて来た!

そして、もう一度、昨日の朝食から確認を取り始めると、すごいことにきずいてしまった!

 

な・な・なんと~!当日母が飲まなければいけない、2リットルの下剤を前日の朝にやってしまったようだ!これには私も驚いた!ワッ

 

急いで病院に連絡をして、事の始終を説明した。さすがに看護婦さんもびっくりして、先生に確認してから電話をかけ直すとおっしゃってくれました。

 

病院からの返答待ちの時に、母に事情を確認すると、母は当日は何も口に入れてはいけないと思い、前日にやってしまったらしい。そして、水の便がでたにもかかわらず、病院で買った前日の食事のレトルトをその後、予定通りに食べていたのだ!

そうだね~、母の言い分もわかるので、しょうがない、たぶん後日予約を入れ直すことになるね!などと話をしていると、看護婦さんから連絡が来た!

やはり、今日の検査は中止で、来週結果説明として予約をしていた時間に病院に来てください。ということでした。.....

 

私も、母も、がっくり疲れ...、その日は母も何も食べていないので、おかゆから食べ始めてようよ!と説明して、私は自宅に戻ることにして実家を後にした。

 

帰り道、子供の夏休中の検査だと、付き添いに集中できないかもなぁ~....などと考えていた。

 

これも母の梗塞が原因なのか?

わからないまま家に着く!

そして、二度目の挑戦.....は次回に!

 

 

 

そして、直腸検査の予約

いつものように、病院で母と待ち合わせ。

やはり、待ち合わせの時は、母も私も多少不安はあるのだ。

 

脳梗塞で倒れる前から、母は待ち合わせ時間を間違えることが2度あった。

なので、梗塞で倒れてからは猶更、無事に約束の場所にきてくれるのか心配になる。

 

そして、今回も母が先に着いていた。まだ、受付をしていないというので、私も一緒についていく。.....が基本的には書類を書くのも、話を聞くのも私が代理はしない。隣にいるけど、しないようにしている。そのことが、たまに母には混乱の原因になるのかもしれないが、少しのストレスは必要なんだとリハビリの先生もおっしゃっていました。

 

そして、無事に受付を済ませ、予約外なので、もちろん待ちました~!2時間くらい待ったころ、母の番になり、私は診察室の前で母の話が終わるのを聴き耳をたてて聞きながら待っていました。

近所のかかりつけ医院の検便で再検査が必要とされ、この前まで脳梗塞で救急搬送されてこの病院に入院していたので、これちら紹介状を書いてもらって来たこと。持病の薬のこと。等ちゃんと説明ができていた。

そして、直腸検査の説明を看護婦さんから聞いてください。ということで、検査の予約日を決めて診察室からでてきた。

 

開口一番

「やっぱり、めんどくさいね~」

そして、検査の説明の順番を待っていた。母の番になり、二人で検査の詳細を聞いた。

私が聞いていても確かにややこしい!前日の食事の指導。当日の下剤2リットルの作り方と飲み方。そして、心房細動のある母は、血液サラサラの薬を飲んでいるので、当日検査中にポリープがあったとしても、その時は切らずに、後日入院して再検査し、何かあった時のために備えるそうだ。

最後に看護婦さんに、当日は何も食べてはダメですよ!と念を押されて説明が終わりました。

 

私も何だか色々と説明されて、ちょっと頭の整理をしないとだめだなぁ...と思いました。帰りに母と蕎麦屋で昼食を済ませて、各自ばらばらと家路に向かいます。

 

今、思うと.....最後の看護婦さんの当日は何も食べない.....という言葉が、あまりに印象に残りすぎてしまったのかなぁ......

 

次の出来事はまた次回!

 

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一難去って、また一難!

母が退院して、既に入院をしていたことや、そもそも脳梗塞で倒れたことまで忘れそうなこの頃なのですが、叔父もなくなり、入院費の保険請求なども終わり、ひと段落したころ.......

 

ある日、母と電話で話していると、そういえば.....と母が話しはじめました。

母「そういえば、昨日〇〇病院で薬をもらうときに、先生が、先日行った大腸検査がひっかかったから、紹介状書くので大きな病院で再検査してきてください。って言われたんだ~」とさら~と言うので、びっくりした私は...

私「なにそれ!どういうこと??」

詳細を聞いてみると、区の健康診断をかかりつけ医院でしてもらい、今回は大腸検査で陽性反応(血液検査も含め)がでたらしい。

そこで、以前救急搬送された病院で、再検査をしてもらいたいと母がかかりつけ医に相談したところ、紹介状を書いてくれることになったので、付いてきてほしい。ということだった。

 

調子が悪かったりしたのか?と私が聞くと、母は全然!!と答える。そして、前日にトマトをいっぱい食べたからではないか?と私に聞くので、それはない!!と答え、二人で笑った。

病院には一週間後に行くことにしたので、それまでに先生から紹介状をもらっておくことになり、話は終わった。

 

ただ、以前、今の検便検査はとても素晴らしいので、かなり正確に大腸がんを発見できると聞いたことがあったので、少し心配になった。

大腸がんは比較的進行が遅いらしい。ましては、80近い老人の場合、若者に比べれば余計進行は遅いのだろう。

 

母の話を何度か大腸検査をしたことのある主人に話したところ、老人には、かなりキツイ検査になるのではないか?と話していた。

何しろ、検査当日に2リットルの下剤を飲むのが、かなりきついらしいので、病気の心配というよりも、検査の心配のことの方が先に立つ。

 

とりあえずは、紹介状を持って先日退院した病院の内科を受診して、検査の予約をとってからの話なので、詳細はまた後日......。

 

それにしても、何というか、やはり寿命というものがあるんだろうなぁ.....と漠然に感じた。だんだん、母も周りの家族も死について色々、覚悟と準備を決めて行きなさい。と神様にでも言われているよな......

母も口にはしないが、色々と考えることはあることだろう.....

 

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