突然のお試し外泊。

入院11日目

 

昨日の母に安心していたら...夕方母から電話が来た。

あさっての水曜日に"お試し外泊"する事が決まったらしい。

そして、自宅でいつものように生活をしてもらって、以前に比べてできないことや、おかしな行動などをチェックしてください。との事。

詳細は明日説明するので病院に来てください。だって!

何だか急に心がソワソワ、私の頭は拘束される時間をはじき、何をいなければいけないのか、どこに連絡しなければならないのか?うろうろしながら考えた。

 

まずは幼稚園のお迎え。通常の幼稚園はだいたい4時間保育。なのでお迎えは2時くらい。それに水曜は娘の習い事があり、私はその代表をしていたので、まず周りの人たちに連絡をして、助けてもらえるかお願いをした。

みんな入院している母の事がわかっているので快諾してくれた。

とはいえ、その日はたまたまお弁当のない午前保育だったので、同じ習い事のお母さんに娘をお迎えしてもらい、お昼ご飯を食べさせてもらい、習い事に行って、私が娘を迎えに行くまで預かってもらう。....

今、書いているだけでも大変なお願いしちゃってるなぁ....と、気分が下がる。

でも、しかたがないのだ。申し訳ないと思っているが、誰かに甘えるしかない。

 

気が付くと、母が倒れてからというもの、人との関わり方についてよく考えさせられる。最初は母を助けてくれた周りの人たち。老人になればなるほど、繋がりを大事にしないといけないんだと。そして、自分も老いた親から逃げてはいけなかったんだと。そんなこと重々承知していたけども、私にだって生活がある。守りたいものもある。でも、母が搬送されて看護婦さんに色々と聞かれ、答えられなかった事の多さにびっくりした。母の体重、常備薬について、お医者さんに通っている頻度、等.....

 

実は毎日、一喜一憂している自分にも、そろそろ疲れが出てきている。

姉に助けを求めたいが、姉も働いているし家族がある。ここは私が動かなくてはダメなのだ。と言い聞かせているけど、私の心小さくずっと震えているのだ。なんて、ブログに書けるくらいなら、まだまだ頑張れそうな気がしてる。

 そして、良く頑張ってるぞ私!!と自分が弱っているのを自覚しておかないと、ある日突然崩れることも知っている。心がフラフラ揺れている時期。

明日は、どんなチェック項目があるのだろうか?明日になればわかるのだ。

 

 旅行に行ったつもりになろう!