入院25日目 リハビリの先生と.....

今日はリハビリの先生と、主治医の先生との面談。

 

10時の約束で、間に合うようにバスに乗っていたら、母から電話。

昔から、人を待たすことが嫌いな母だから、遅刻常習犯の私が先生たちの約束に遅れるのではないかと、気がきでないのだろう。

移動中なので電話にはでず、すぐに病院。母の病室に着くと同時にリハビリの先生が声をかけて下さった。

母は今、リハビリ室で問題をやっていて、私と2人で母と会う前に話したかったと呼びに来てくださったのだ。

先生の話は要するに....、退院を勧められるかもしれないが、今が一番脳が復活しようとしているときなので、リハビリを続けることが大事です。ということ.....要はがんばって病院に残れということなのか?と勘繰る。

母は最初の段階よりも、読み書きも計算も理解力もすごく上達しているが、母の性格上、声がかかればまた仕事をしたいと思っているみたいなので、その時にちゃんと電話が出来たり、メモがとれたり、相手の行動を予測して行動できたり...と以前のように少しでも近づいて退院なり、転院なりをしてほしい。と!

実は、先生いい人だわ!

先生とそんな立ち話をしてすぐに母のところに二人で戻る。

丁度、問題を解き終わり、採点をしてから夕方に病室に持って行くと言って次の問題。今度は、母が一枚カードをひく。カードにはマグカップの絵が描いてあり、先生に見せずに母がその絵の特徴の説明をして先生が何が書いてあるかを当てるという練習。

母は、思いの他、言葉が出ない。そこで先生がヒントをくれる。それは食べ物ですか?とか、何に使いますか?とか色々と言葉をひきだしてもらって、やっと先生が正解を出す。

難しいよね~!

そして、二人で母の病室に戻り、しばらくして今度は脳外の女医先生。

案の定、私から見た母の状態を聞き、脳外てきには問題ないから、失語で生活が不安ならリハビリ病院に転院を勧められた!

ビンゴ、私の予想も、リハビリの先生の予想もだ。

 

幸い、母の自宅の隣の駅にその転院病院があるので、母も私もそれはそれで良いよね!という結論がでたので、すぐにリハビリ病院への転院話を進めてもらった。でも、そのての病院は今、ベットは満床。なので空きが出るまでの期間はこの病院に居れるらしい。といっても、タイムリミットは二度目の梗塞が見つかった日から2か月まで。その間にベッドの空きがでなかったら他のところになるらしい。

 

ふと、帰りの移動中に、以前リハビリの先生が失語症のリハビリは難しく、専門の先生を見つけるのは大変だとおっしゃっていた事を思いだした。そして、近所にはいないとも.....そして、今の病院は退院したら、通院でリハビリに通うことは出来ない。と脳外の先生もおっしゃっていたなぁ.....

とりあえず、転院先のリハビリ病院のHPを見てみなくては.....