チームお年寄、叔母の検査入院その後.....
父の日もとっくに終わり、大阪では地震が発生して1週間。
主人の実家は無事でしたが、家の中は食器類の破片でぐちゃぐちゃになったみたいです。
さて、母の姉が検査入院したのですが、結果、スキルス性の胃がんということが解りました。検査入院して直ぐ家に戻れると思っていたのに、今だ帰宅の夢は叶いません。
叔母はアラ90の1人暮らし。家に戻っても1人ではおけず、誰かが側にいないとということで、昼間はヘルパーさん、夜は母が通うという話しが姉妹間で決まっていた。
もちろん、梗塞をしている母にそんな事は無理だよ!と伝えても、母は私しか居ないから大丈夫と言って聞かない。
だが、帰る気満々の叔母は.....
みるみる病人になっていく。
そして、私が一番驚くのが、どうして病院に入院すると病人になっていってしまうのだろう.....?ということ。
それは、病気が進行したからというよりは、薬の影響なんではないか?と思ったりする。
2016年に義父が病床で抗がん剤をした時も、あっという間に痩せ干せて、食欲は無くなり、無気力になっていった。
今でも、義父が抗がん剤を使わなければ、もっと余命を長く楽しめたのではないか。と思う。
アラソツ(90才)の叔母も腹をくくってからは、抗がん剤も手術もしないで、痛み止めだけはしてもらうと決めていたらしい。
そして、すぐに退院して、自分の長年暮らした家で、思い出のいっぱい詰まった庭を眺めながら逝くつもりで、少し部屋の間取りを変えた。
だが、1週間でまるっきりお年寄りの病人になってしまっているので、帰宅は遠い。
そんなことを思っている時に、麻央さんの1周忌にちなんでの"平穏死"についての記事を読んで、少し感動した。
下記記事参照
人の死とは"枯れる事"なのだということ。
脱水症状になるからと、点滴で補給することの方が、むしろ患者を苦しめることになるんですって!
"平穏死"と言う言葉に、なぜかとても救われた気がしています。
理想の亡くなり方だなぁ.....と
ご興味がある方は読んでみてください。
「平穏死」 10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?
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